アメックス・スカイ・トラベラー・カードの航空便遅延費用補償について紹介します。
目次
航空便遅延費用補償
アメックス・スカイ・トラベラー・カード、及び、アメックス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードには、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと同等の航空便遅延費用補償が付帯します。一般カード(グリーン)やANAアメリカン・エキスプレス提携カード、デルタ スカイマイル提携カードには付帯しないサービスです。
海外旅行時に、航空便の遅延や受託手荷物の遅延・紛失により臨時に出費した宿泊料金、食事代などが補償対象となります。
アメックス・スカイ・トラベラー・カード/アメックス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードを選択されるような高頻度顧客の方は、絶対数的にフライトディレイに遭遇するケースも多いでしょう。また、最近はLCCを利用される方も多いと思いますが、LCCは1機体を短い待機時間で1日何往復もさせているため、1便に遅れが生じると後続の便も芋づる式に遅延が発生してしまうのを避けられません。ANAやJALなどのレガシーキャリアとは違い、予備機材がないためです。
雑誌『MONOQLO』スタッフが、2012年8月1日から1週間に渡って、LCC4社とANAの遅延時間を調査したところ、以下の様な結果が得られたとのことです。
順位 | 航空会社 | 平均遅延時間 | 最大遅延時間 | 定時運航率 |
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1位 | スカイマーク・エアラインズ | 6分 | 75分 | 21% |
2位 | ANA | 7分 | 81分 | 36% |
3位 | ピーチ・アビエーション | 10分 | 65分 | 28% |
4位 | ジェットスター・ジャパン | 14分 | 286分 | 27% |
5位 | エアアジア・ジャパン | 51分 | 170分 | 14% |
アメックス・スカイ・トラベラー・カードに海外旅行時の航空便遅延費用補償が付いている意味は大きいと思います。
乗継遅延費用 | 1回の到着便の遅延について最高20,000円 | 航空便を乗り継ぐ予定が、乗り継ぎ地点までの到着便の遅延によって搭乗する予定だった航空便に搭乗することができず、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便に搭乗することができなかった場合、ホテル宿泊料金や食事代を2万円を限度として補償。 |
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出航遅延、欠航、搭乗不能費用 | 1回の出航遅延、欠航もしくは運休または搭乗不能について最高20,000円 | 搭乗する予定だった航空便について、出航予定時刻から4時間以上の出航遅延や航空便の欠航などで搭乗することができず、出航予定時刻から4時間以内に代替となる航空便に搭乗できなかった場合、食事代を2万円を限度として補償。 |
受託手荷物遅延 | 1回の受託手荷物の遅延について最高20,000円 | 航空便が目的地に到着してから6時間以内に、アメックス・スカイ・トラベラー・カード会員の身の回り品で搭乗時に航空会社が受託した手荷物が目的地に運搬されなかったために、会員が目的地において負担した衣類や生活必需品の購入費用を2万円まで補償。 |
受託手荷物紛失 | 1回の受託手荷物の紛失について最高40,000円 | 航空便が目的地に到着してから48時間以内に、受託した手荷物が目的地に運搬されなかった場合、手荷物は紛失したものと見做し、到着後96時間以内に目的地において負担した衣類や生活必需品の購入費用を4万円まで補償。 |